先日、かなり久しぶりにビックイシューを購入しました。
表紙はムーミンのイラストでとてもかわいいので笑ってしまいました。
そして小さい頃を思い出しました。
まだ幼稚園のころ私は近くの牛乳屋さんのアケミちゃんと山にムーミンを
探しに行きました。
登っても登っても草木ばかりでそれらしき(ムーミンらしき)ものは見当たらず・・・
気がつくと辺りは真っ暗で何も見えなくなっていました。
心細くなりながら二人でやっと山を下りて帰る途中、母が迎えに来ていました。
そしてこんなに暗くなるまでどこに行っていたの!?
とすごい剣幕で怒られました(汗)
私たちはすかさず、「山へムーミンを探しに・・・」と。
お母さんは怒りながらもなんだか笑っていました(笑)
その時の薄暗い山の様子や冷たい空気、遠くに光る街の灯りは今でも鮮明に覚えています。
そしてこの出来事は家族の間で笑い話となり、今も語り継がれています^^
「ムーミン」について。。。
フィンランドでムーミン一家が誕生して今年で65年!
2001年に作者のトーベ・ヤンソンさんは亡くなられましたが、
44ヶ国に翻訳され今なお世界中の老若男女に愛されているそうです。
私の感じでは少し寂しくなんだか温かい感じがする物語です。
幼稚園の頃から家に絵本が何冊かあり、毎日のように読んでいました。
幼い頃の記憶っていつまで経っても鮮明に残るものですね^^
ところで皆さんビックイシューってご存知ですか。
「ビックイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年に英国ロンドンで始まりました。
雑誌販売者は現在ホームレスかあるいは自分の住まいを持たない方です。
最初販売者はこの雑誌10冊を無料で受け取りその売上3000円を元手に
以降は140円で仕入れ300円で販売します。
そして160円が彼らの収入となります。
いつも興味深い内容が書かれていて、今回のリレーインタビューは俵万智さん。
一般の方の悩みにホームレスの方が答えるという斬新な企画もありました。
大阪に務めていた頃はよく購入していたのですが、
奈良ではあまりお見かけしないので購入出来ません。
賛否両論ありますが、日本国内の困っておられる方の為に少しでも
お役にたてればと思っています。
最初はおじさんに話しかけるの勇気いりますが、皆とても良い方です。
今回購入させていただいたおじさんは、言葉が少しご不自由な方でした。
「ありがとう。ありがとう」と何度も何度も頭を下げておられました。
そんなにいい事をしたわけでもないのに・・・とても胸をうたれました。
おじさんがんばってね。
お幸せをお祈りいたします。。。。。
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